コーエイからのメッセージMESSAGE FROM KOEI
コーエイからのメッセージMESSAGE FROM KOEI
薬種商(登録販売者に類似)の資格を取れば、くすりの販売ができると父にすすめられ、学生時代は大阪で過ごしました。資格を取ってから地元に戻り、新しい店舗に立つことになりましたが、自分で考えて商品を陳列し、売れていくのがとても楽しかったですし、それが人の役に立つ仕事だったからなおさらやりがいを感じました。以前、コンビニエンスストアが併設された店舗の店長をしていたときに、その当時はまだ正月は店舗が休みなのは当たり前だったのですが、私はコンビニという役割から正月も営業をしたんです。ある年の正月に風邪が流行し、お客様が次から次へと来店され、「開いてて良かったわ」「ありがとう」と感謝の言葉をいただき、人の役に立つ仕事なんだと実感したのを今でもよく覚えています。幼少のころから店番として店頭にたつこともありましたし、自然に商売の楽しさが刷り込まれていたのかもしれません。なので、会社を継ぐというよりかは、私がドラッグストアをやりたかったという感じです。
アメリカのドラッグストアが日本に入ってきた1990年代に私の父がスタートさせました。それまでは広栄薬品として薬店を開業していましたが、ドラッグストア1号店として池尻店を開業したのが最初です。とにかく商品がよく売れたそうです。九州でのドラッグストアの展開は早い方だったと思います。
また来たいと思ってもらえるような店でありたいです。コーエイでは、ビールをケースで購入いただいた方にはお車まで商品を運びます。ずっと昔から行ってきたことです。お客様に気持ちよく買い物をしていただくことを第一に考え、またこの店に買い物に来ようと思っていただけるよう努めています。
一言で、スタッフが良いからです。あの店舗のあの店長さんが良かったとか、あの店の接客が良かったなど、知人に会うと必ず言われます。スタッフがちゃんと頑張ってくれているから、そういう風に思ってもらえます。スタッフの力ですし、感謝しかありません。
笑顔が素敵な人ですね(笑)。男女問わず、笑顔が素敵な人。あとは気付ける人、気配りできる人。学力は求めません、算数や日本語ができれば十分です(笑)。頭がいい=仕事ができるではありませんから、それよりも愛嬌があって、人に気を配れる人が望ましいです。コーエイではアルバイトから店長になっている人もたくさんいますよ。
NIDとは、日本全国で73社、4000を超える店舗が所属する、プライベートブランドの商品開発を行っているグループのことです。みんなで商品を考え、作り上げていきます。売上規模は、大手ドラッグストアの売上を凌ぐ、1兆1700万円ほどで、日本一のポランタリーチェーンです。過去には大手のマツキヨさんやツルハドラッグさんなども所属されていました。私はそのグループで、組織委員長と販促Web委員長をさせていただいております。販促Web委員会では、キャンペーン企画やメーカーさんとのコラボ企画などを考案したりしています。
商品を開発するにあたり、自分の意見が反映されたり、今どのような商品を開発しているという情報がリアルタイムで得られたりすることです。商品開発の裏事情やさまざまな情報を仕入れることは自社の運営にもスピーディーに反映でき、大きなメリットだと思っています。その話を私がスタッフによくするので、コーエイの社員はNID商品に詳しいですし、愛着を持ってくれています。また、私も若い頃から役員を任され、大企業のトップの方たちと交流することができました。さまざまな相談にのっていただき、会社や店づくりの方向性を決める事ができました。それが何よりの財産ですね。
銀行の方からもよく言われます(笑)。もちろん、人材やNIDの商品を置いて競合店と差別化をはかるなどもありますが、商品管理などシステマチッックに行っていることもあると思います。それは、私が現場に立ってきたからこそできたシステムでもあります。でも一番は、やはりスタッフが頑張ってくれているからですね。
地域の人に必要とされる店を作ること、目の前のお客様のためになることを精一杯行い、一店舗、一店舗、お客様に愛される店を出していくことです。勢いにまかせて店舗を増やすような、もうそんな時代ではありません。確実に実績の出せるお店を、着実に増やしていけたらと思います。
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